ブログをご覧いただきありがとうございます。 八千代市勝田台「あいのて整骨・鍼灸院」院長で年間100冊の読書、勉強会に参加し最新の正しい情報を発信し続ける金子 巡(かねこ めぐる)です。 今回からかきざき院長から引き継ぎ、私たちが伝えたい「正しい知識」をどんどん発信していきたいと思います!
今回は成長期に良くなりやすい膝のケガの鑑別の仕方と予防法をお話いたします。
成長期には筋力が弱く、筋肉系のトラブルが多く代表的な3つの疾患を上げていきます。
①オスグッドシュラッター病
膝の下の骨がボコッと出てくる疾患。
骨の成長に筋肉の成長が追い付かず、筋肉が骨を引っ張ってきて痛みが出てくる。
ももの前(大腿四頭筋)の柔軟性と安静がポイント。一度骨が出てくると元には戻らない為、いかに痛い時期の治療と安静が出来るかがポイント!
②ランナー膝
膝の外側に痛みが出るのが特徴。
マラソンや練習で長距離を走った時などに出てやすく、足の外側に体重をかけやすい男子に多い。
がに股や横幅の広い走り方の改善や、お尻からももの横(大腿筋膜張筋~腸脛靭帯)の柔軟性を高めることが必要。
③ジャンパー膝
お皿のすぐ下か上が痛くなる疾患。
バスケットボールやバレーボールなどジャンプの多い競技によくみられる。
ももの前(大腿直筋)の柔軟性と、炎症が出やすいため運動後のアイシングが効果的。
このように成長期は体の変化に対し着いた行けなかったり、使い過ぎによるケガが多くあります。
毎日の少しのケアがケガをしない体、重症にならない体を作りますので症状ある方は早めに専門医にご相談ください。