4月5日で開院8周年を迎えノリノリで記事を書いています金子です。
今月のキーワードは『背中をほぐす』です。
新年度が始まりお正月とか誕生日とかもそうかもしれませんが何か目標など立てやすい時期ではないでしょうか?
気温が上がり動きやすくなってくるこの時期におすすめしたいのが今月のキーワードである【背中をほぐす】です。
せ・・・背中をほぐす?っどうして?っなんで?と思われた方はぜひ最後まで読み進めてみてください。
まず、今現在
「何か始めたいけど何をすれば良いか・・・」
「よし!今日から何か1つでも続けてやるぞ・・・」
「今年こそは痩せるぞ!」
そう決意してる方はいらっしゃいますか?
普段、整体をしていて最近よく聞くキーワードのため多くの方が当てはまるのではないでしょうか。
そんな方はぜひ今回の背中を意識した生活を心がけていただきたいと思います。
ではなぜ背中をほぐした方がいいの?
これは大きく3つの魅力的なメリットがあります!
①肩こりや腰痛予防・疲労回復
②ダイエット効果
③5月病などの対策
背中をほぐすと痛みの改善や疲れが取れる、痩せたり気分も良くなるといいことずくめの背中をほぐすことですが、ここからもう少し具体的に1つずつ説明していきたいと思います。
みなさん準備はよいですか?
ではやっていきましょう!
①肩こりや腰痛予防・疲労回復
まずは今の身体の辛さが背中をほぐすことにより楽になる場合が多いです。たとえば腰痛だと背中が固いから腰に負担がかかり痛みが出ている、背中が弱く腰が頑張りすぎて痛みが出ているなど腰痛の原因が背中からきている方、もしくは腰とつながる筋肉が背中にあり、背中がほぐれることにより腰も楽になるというパターンもあります。同様に肩こりや首こり、頭痛など背骨で繋がっている頭~お尻までの痛みや辛さの症状は背中をほぐすことにより楽になるケースが多いです。
どうでしょう?背中をほぐしたくなってきたでしょうか?
②ダイエット効果
さあ、次はお待ちかねのダイエット効果です!これは痩せるためには背中がほぐれていないといけないぐらい重要な部分です。痩せたい方はたくさんいると思いますがそういった方に言いたいのが「まず背中を柔らかくしましょう」です。背中には褐色脂肪細胞という脂肪を燃やし代謝を上げてくれる組織がたくさんあります(ももの前にもあるので痩せるのはスクワットがおすすめな理由の1つです)。この細胞をしっかり働かせるためには柔らかい状態を作り血の巡りを良くしておく必要があります。例えば、姿勢が悪く猫背・睡眠がなかなかとれていない・運動不足・・・このような状態では背中が硬くなりやすく食事や運動をいくら頑張っても痩せにくくなります。まず痩せたいのなら背中を固めない、むしろほぐしていく習慣をつけていきましょう!
ここまでくるとほぐしてみたくなってきたんじゃないでしょうか?さらにもう1つ!
③5月病などの対策
季節の変わり目や気温差、4月末からのGWによる生活の変化などにより体調を崩される方もいらっしゃいます。心と体のバランスも背中の硬さに直結します。背骨の際には自律神経の集まりがあり背中が硬くなると自律神経もうまく働きません。なんか疲れている・疲れが取れない・寝つきが悪い・朝からだるい・やる気が起きない・イライラするなどは自律神経がうまく働いていない為、背中をほぐすとことにより朝スッキリ、日中キビキビ、夜グッスリを目指していきましょう!
~ここでブレイク~
【関節可動域の話】
前屈 後屈 側屈 回旋
くび 60 50 50 60
背中 40 25 25 60
腰 50 15 20 5
背骨が動く角度になります。ここで注目してもらいたいのが【腰 回旋 5°】です。
腰はそもそも捻る形になっていないので捻れないのです。
よくスポーツなので『腰を捻って』とかアドバイスを耳にしますが、いやいや腰って捻れないしと思っています。無理に捻ろうとすると痛めますし・・・
体を捻るためには股関節と背中で捻る事ができるため、その意識で身体を扱えるとより負担が少なくすみます!
実際に背中をほぐすためには何をしたらいいの?
ここまで来たらもうみなさん背中をほぐしたくてうずうずしてきてるのではないでしょうか?
当院では体を揺らす施術やマッサージガン、ストレッチポールで背中をほぐしていきます。ぜひ辛さが取れない方は当院にお越しいただきご自身ではできない背中がほぐれる体感(ほぐれるを通り越して溶ける感覚)をして頂きたいと思いますがご自宅でやっていただきたいのが【身体を捻るエクササイズ】です。
やり方としては
1 仰向けで両ひざを曲げ足を揃えるようにぴったりくっつける
2 両膝を左右にパタパタ倒す
注:ここで注意したいのが膝を横に倒した時には両肩は床につきっぱなしです。身体ごと行っていってしまうと捻っているのではなく横向きになっただけで背中のストレッチになっていません。
そしてほぐすためにパタパタとリズムよく倒すことも大切です。筋肉がほぐれるためにはストレッチで伸ばしっぱなしではなく筋肉の伸び縮みが必要だからです。
右→左→右→・・・・・と30回を目安に朝と夜1日2回を日々の習慣としてやってみてください。
少しずつ体が動かしやすくなる・呼吸がしやすくなる・体が軽くなる感覚が出てくると背中がほほぐれてきた証になります。
ぜひ今月は「背中をほぐす」を意識した生活で1ヶ月健やかに過ごしていただけたらと思います。
今月のニュースレターは以上になります。
ぜひ1ヶ月意識して生活してみてください。
金子でした。
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あいのて整骨・鍼灸院
院長 金子 巡