2024.10月ニュースレター 『今月は正しい〇〇をマスターする』


来たる10月4日に誕生日を迎えるのでワクワクしながら記事を書いています金子です。

今月のキーワードは『正しい〇〇をマスターする』です。

 

っとその前に、ぜひこのニュースレターを見た方は

「誕生日おめでとう!」と

LINEでも店頭でも伝えていただけると踊り出すくらいとても嬉しいです。

 

さて本題に入りたいと思いますが、10月に入り暑かった夏も終わり季節の変わり目で体がついていかない方も多くいらっしゃるかと思います。

この対策として自律神経を整える・・・

もちろん大切なことで多くのメディア(テレビ・ラジオ・インスタグラム・YouTube・ブログなど)さまざまな情報媒体で対処法やセルフケアが出ていると思います。

 

そこで個人的にはもっと本質的な話も踏まえて今回お伝えしたいのが、

「歩き方」です。

 

秋にはさまざまな言葉がありますよね。

・食欲の秋

・読書の秋

・スポーツの秋

そういったことも踏まえこれから涼しくなり何か体を動かそうとしている方に向けて、そして今ウォーキングをされている方もぜひ最後まで読んでみてください。

 

まず先ほども出ましたが季節の変わり目などの不調は自律神経が関係します。

この自律神経はめまいや頭痛・更年期症状や肩こり腰痛など色々なものの原因になることがあります。

ここで自律神経を整えるのに最も効率的で効果的なのが「歩く」ということです。

この「歩く」ことは病院でも推奨(おすすめ)されていて脳外科をはじめ整形外科・内科・循環器科など多くのリハビリとして「歩くこと」の重要性を聞くことがあると思います。

(もちろん全てが歩けば解決するという話ではないので逆効果になってしまうこともあります。ただし多くの病気や不調にウォーキングが予防とリハビリにおすすめです)

歩くことが最も良いリハビリの1番の理由として全身運動になるからです。

正しく歩けると80%以上の筋肉を使い体を動かすため、満遍なく動かし体のバランスを整え血の巡りが良くなります。

こんなに手軽で効果的な運動他にないですよ!

 

ここまできたら歩きたくてうずうずしてきたのではないでしょうか?

 

でもここで注意です!

 

「歩き」を効果的な運動にするために必要なのが「正しく歩く」ことです。

結構、街中でも何の気なしに歩いている姿勢や力の入れ方、バランスを見ているとみなさん特徴的な歩き方をされているな〜と・・・

 

ここから歩き方の3ポイントを伝えていきます。

この3つを意識して歩くと安定感はもちろん、歩くスピードが上がり疲れにくくなりますので明日からやってみてください。

 

【正しく歩くための3ポイント】

①目線を上げる

②肩甲骨を動かす

③膝を伸ばす

 

1つずつ説明を書いていきますね!

①目線を上げる

これは3つの中で最も大切な要素になります。

特に小学生の登校時の歩く姿勢を見て気になった姿勢で猫背になると自然と目線が下を向きます。

重たいランドセルなどを背負っているとなおさら姿勢が前屈みになります。(ゲームのやりすぎとかもあるかもです・・・)

この前屈み姿勢で歩くことは腰や膝に負担がかかりやすく、また身体をバランスよく使うことが難しくなります。

そこで胸を上に向ける意識で姿勢を正すと目線が上がり、いつもより視線が先に向くと思います。

これが正しい姿勢での歩き方となります。

特に高齢の方は足元が不安で下を見る癖がついていることがあるので、より前屈みになって歩いているとすぐ疲れやすくなり要注意です。

目の負担も考えると近くを見るより遠くのものを見た方が疲れにくいため、歩いていても遠くを見ながら安全を確認し道の凸凹や他の歩行者などは前もって準備できるようになるととても良いと思います(猫背で下しか見ていないと急に道の段差があった時に咄嗟に動けない可能性もあるため、目線を上げて前もって確認することで転倒などのリスクも減ると思います)

 

②肩甲骨を動かす

腕を振るだけではもったいないです!

歩いている時は足の意識が強くなりがちですが上半身も満遍なく動かしていきましょう。

ここでの意識は肩甲骨を動かして結果的に腕が振られている状態です。

肩甲骨と股関節(足の付け根)は連動していて、猫や犬、馬など4つ足歩行の動物をイメージして欲しいのですが前足と一緒に後ろ足も動いてますよね?

しかも腕を振らないと歩きにくく足に負担がかかることは荷物を持った状態で歩くなど体感として知っている方も多いのではないでしょうか?

肩甲骨を寄せる力で腕を後ろに引く、肩甲骨を開く力で腕を前に出すこのように使っていくと肩甲骨の内側には褐色脂肪細胞という脂肪を燃やす組織があります(ももの前にもあるので歩くときは肩甲骨と足をどちらも使えるとダイエット効果が高いのはそのためです)。

さらに首から仙骨までは背骨の横には自律神経が通っているので肩甲骨を動かせると背骨も一緒に動きやすくなり背骨の横の硬さも取れやすいため自律神経を整える意味でも肩甲骨を使った歩き方が大切です。

肩甲骨は普段なかなか意識しないと動かさないところなので、肩回しやラジオ体操など肩甲骨を動かすことは日常的に行うのが理想ですね!

 

③膝を伸ばす

最後は膝を伸ばすことです。

このニュースレターを見た後に、もしできたら歩いている方の膝を見てみてください。

僕の体感では90%くらいの方が膝がまがりっぱなしで歩いている(ロボットのような歩き方)をしています。

膝がまがりっぱなしの何が良くないかというと膝の関節に負担がかかり変形に繋がりやすくなったり重心が下がって猫背になりやすかったり、つま先重心になり腰の負担が大きくなったりするからです。

歩くときにどうしても意識は足を前に出すことに集中しがちですが大切なのは後ろになった時に膝を伸ばすように地面をける事です。

この膝を伸ばし地面をけるから結果的に足が前に出て、連続して行うと歩くという行為に繋がります。

そのため足の意識は後ろで蹴ること。

そうすると足の着地が踵からになりこの衝撃が骨粗鬆症の予防になります(わざわざ家で踵の上げ下げで骨粗鬆症のリハビリ運動をしなくても普段の歩きを正せばよいだけの話です)

もちろん膝は伸びっぱなしではないので曲げ伸ばしをすることで姿勢も自然と伸びやすくスラーっとした見ていて美しい歩き方で歩けると思います。

 

以上書いた3つは普段意識して歩いているでしょうか?

せっかく歩くという良いことをしても正しく体を使わないと効果が出にくいどころか逆効果になってしまうこともあります。

(例えば、先ほど出た目線を上げずに猫背で歩いていると重心が下がり膝に負担をかけ変形の原因になります)

 

ただし!

何事もやりすぎは良くないため、

・毎日歩く方は8000歩を目安に歩いた後はケア(ストレッチを行う)

・久々に歩く方は準備運動をしてから歩く

 

ぜひ今月は「正しい歩き方」を意識した生活で1ヶ月健やかに過ごしていただけたらと思います。

今月のニュースレターは以上になります。

ぜひ1ヶ月意識して生活してみてください。

金子でした。


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℡047-409-1280

あいのて整骨・鍼灸院

院長 金子 巡


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