2024.12月ニュースレター 『今月は正しい〇〇をする』


今年もあと1ヶ月でラストスパートをかけながら記事を書いています金子です。

今月のキーワードは『正しい〇〇をする』です。

 

さて先月の2025年の目標を決めよう!というニュースレターは見ていただいたでしょうか?

結構、「あいのて式9つの習慣」について反響の声をいただき嬉しく思います。

その中でも出てきたトピックが今回のキーワードである

「正しい入浴をしよう」

ということです。

 

日頃からお風呂に入るときにただ何となくの習慣になってないですか?

せっかく毎日のことなのでより健康的に意味を持たせたり効果的な方法を理解しこの冬を乗り越えましょう。

(個人的にはこの冬の過ごし方が来年の暑い夏を乗り切るための準備だと思っています。日頃から体を温めておく入浴こそ夏バテ予防になると考えます)

⚠️お風呂掃除は今のうちに済ませちゃいましょう〜

 

さて正しい入浴についてですが・・・

みなさんは、

・何分、湯船に浸かりますか?

・何度に設定していますか?

・お風呂での過ごし方は?

この辺りが大切なポイントになってきます。

 

っと、その前に入浴の「7つの健康作用」を紹介します

(そろそろお風呂を溜め始めると読み終わったくらいでちょうといいかも!)

①温熱作用ー血流アップ

入浴の健康効果の代表がこの温熱(温め)作用です。体が温まると血管が拡がって心臓も動きが強くなりより多くの血液が身体中を巡ります。

シャワーだけでは体を温める効果が少なく深部まで熱が伝わらないため、入浴すると血の巡りを良くして酸素や栄養を巡らせ老廃物などいらないものをデトックスする良い循環を作っていきます

 

②静水圧作用ーしめつけてむくみの解消

お湯の水圧によって全身がマッサージされたような状態になることを「静水圧作用」と言います。

肩までお湯に浸かった状態だと身体中(例えばウエストやふくらはぎなど)通常時の数cm縮んでいます。このように水圧で体をしめつけることにより血の巡りが良くなります。特に女性は足のむくみなどに悩まれている方はしめつけ効果のある入浴をしましょう。

 

③浮力作用ー筋肉や関節の緊張をとる

浴槽に入ると体が軽くなった感覚になるのが、この「浮力作用」

水中では体重が通常の「10分の1」程度になるため、普段重力により筋肉や関節にかかっている負担を減らすことになります。重力は通常「当たり前」として意識は少ないと思いますが肩こりや腰痛の原因である筋肉の緊張(コリ)に繋がります。またスポーツやリハビリ施設でも水中で体を動かすことで負担を減らしながら運動することもよくあります。

 

④清浄作用ー体の汚れを洗い流す

皮膚の表面を洗い流すことで体に有害な物質や微生物、不要な皮脂などを除去します。また入浴することで毛穴が開き汚れや皮脂を流れ出させる効果があります。特にこの洗うといくことに関していうとシャワーだけより入浴した方が全身くまなく洗浄できるため大きく違う点になります。夏場のシャワーだけ注意が必要で全身汗をかいた状態なので洗浄の意味でも入浴した方が良いですね。

 

⑤蒸気・香りの作用ー免疫力を高め自律神経を整える

このトピックはみなさん好きなところではないでしょうか?

鼻やのどの粘膜は乾燥すると免疫力の低下を招きやすいため蒸気で加湿が大切です。そこで大切になってくるのが「深呼吸」。ヨーロッパでは湯治のように温泉療養所で湯気を吸ってもらう治療があるくらいです。

また香りによって自律神経の調整にもなるのでお好みの入浴剤があれば使ってみてください。

(ぼくは最近「エプソムソルト」にハマっています)

 

⑥粘性・抵抗性作用ー手軽な運動効果

水中で体を動かすことは陸上よりも3〜4倍の負荷がかかります。(ここ面白いですよね!浮力で体の負担は10分の1なのに運動負荷は3〜4倍)

そのためゆっくりとしたストレッチなどより効果が高くなるのでバシバシやる必要はないですが指をそらす・肩のストレッチなど楽にできる運動がおすすめです。

 

⑦開放・密室効作用ー日常から解放されるリラックス効果

1人でお湯に浸かる時間は「非日常空間」となり心と体が開放的になるリラックス空間です。

日本では江戸時代に銭湯が急激に増えてから「裸の付き合い」でコミュニケーションをとるようになり開放的な気分で人々と触れ合うことによって心理的な心地よさを感じていたのかもしれません。

(結構、スパとか温浴施設で話しかけてくれる方いますよね)

 

さあさあここまでの話で今すぐにお風呂に入りたくなってきたのではないでしょうか?

ちょっと待っててくださいね!

ここから正しい入浴の仕方を確認してからお風呂に入ってください。

【正しい入浴方法】

・温度は40〜41℃(少しぬるめくらい)

・全身浴で肩まで浸かる

・浸かる時間は15分程度

・(あれば)入浴剤を入れる

・入浴後は温熱効果を逃さない

 

この5つを意識して入浴してみてください。

 

他にも入浴には睡眠の質向上・デジタルデトックス・脳の疲れをとる・眼精疲労・うつなどの精神的な症状・風邪・アレルギーなど様々な症状に対して良い効果があると考えられています。

アスリートなんかは交代浴と言って温かいのと冷たいのを交互に入る疲労回復をやってたりしますが、何はともあれここでお伝えしたいのが、

(声を大にして)

「毎日やることが大切」

なんですよ!

 

もうこれに尽きる!

 

いくら正しい知識を持っていようと、正しいことをしていようと続けないとなかなか期待している効果まで辿り着けません。

 

そのため入浴は毎日行うことのハードルは低い(毎日お風呂に入る習慣がある方が多いと思うので)かなと思っていますのでぜひ続けていきましょう!

 

そろそろ「お風呂が溜まりました」のアナウンスが来る頃ですね。

水分補給(麦茶か水)してお風呂へGo!

 

ぜひ今月は「正しい入浴」を意識した生活で1ヶ月健やかに過ごしていただけたらと思います。

今月のニュースレターは以上になります。

ぜひ1ヶ月意識して生活してみてください。

金子でした。


〒276-0020

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℡047-409-1280

あいのて整骨・鍼灸院

院長 金子 巡


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