ブログをご覧いただきありがとうございます。
八千代市勝田台「あいのて整骨・整体院」院長・東京都武蔵野市「あいのて整体ラボ」代表で整体師・ヨガインストラクターの金子 巡(かねこ めぐる)です。
前回の話の続きで私なりに考える「整形外科(病院)・整骨院(接骨院)・整体・鍼灸・カイロプラクティックなどの違い」を書いていこうと思います。
まずこの内容を書くのにあたって私の思いから書いていきます。
□この痛みは病院に行くほどでもないから整体に行こう
□この痛みは前に鍼治療で治ったから鍼に治療がいい
□リハビリの先生はこう言っていたから、そのようにやってほしい
これは私が今まで言われた言葉です。こういったことは患者さまの中でも施術者に対してよく言う(もしくは頭で考える)内容ではないでしょうか。
私自身、このような言葉を聞くととても残念な気持ちになります。
世の中、病院や整骨院・整体が乱立し健康情報も錯綜している現在、
「正しい情報を捕らえ、効果的な行動をしてほしい」
それが私の願いです。
そのために今回このブログを書いていきます。もしご興味あればこのまま読み進めていってほしいと思います。
そもそも整形外科(病院)・整骨院(接骨院)・整体・鍼灸・カイロプラクティックなどは全く違うものという認識を持っていただいた方がいいです。
その違いは・・・「施術の目的」です。
大まかにタイプ分けしていくと
「今の痛みをすぐに取ってほしい」 → 整形外科・整骨院・鍼灸院
「この痛みを繰り返したくない」 → 整体・カイロプラクティック・オステオパシー・(鍼灸)
にわかれます。
痛みとは筋肉や筋肉の膜・骨で感じています。そのため病院での手術や薬・整骨院での電気やマッサージは直接筋肉にアプローチする為痛みを取るなら効果的な方法です。
ただし痛みを取るだけの目的なので、原因となるものは改善されず再発するリスクもあります。
その原因を突き止め身体を整えることにより患者さまの自然治癒力を高め痛みを鎮めながら再発しないようにすることが整体やカイロの目的です。
施術をする部位にも違いがあります。
整形外科は手術やレントゲンなど唯一診断ができる機関です。そのためレントゲンやMRIに映った症状(椎間板ヘルニアやケガ・変形など)が得意な施術です。
反対にレントゲンには映らない肩こりや腰痛・膝の痛みなどの筋肉や関節などは専門外なので「異常がないのでシップと痛み止め」という対応をされた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
その筋肉や関節など(軟部組織)の専門が整骨院や鍼灸・整体・カイロプラクティックなどで、自律神経の不調など不定愁訴とよばれる「何となく調子が悪い」「めまい」「吐き気」「頭痛」なども得意としています。
このように患者様自身が「どのような目的で施術を求めているか」によって利用する医療機関が変わります。
これを知っていると自分がどこに行けばいいのか判断できますし、たくさんの物を比べる必要がありません。
・激痛で何とかしてほしいと思えば整形外科へ
・繰り返すぎっくり腰を完全に治したいと思えば整体へ
最初に出てきた3つの言葉は、この違いを知らない方でご自身でベストな選択をしていない可能性があると思うと残念に思います。
もちろん信頼できるかかりつけの先生の施術が一番効果的だと思います。効果を考えるとその時・状態により高い・低いはあると思いますが、医療機関に上も下もなく目的が違うということを知って頂き、ベストな選択をしていただきたいと思います。
次回はもう少し深堀して「整体とは・・・」を熱く語ってきます。
ぜひご覧いただけると嬉しいです。
『あいのて整体ラボ』
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