症状と治療法
こんな症状でお悩みでしたら、ご相談ください。
肉離れ
肉離れチェック
- 走り出した瞬間に痛みが出た。
- ジャンプの着地の際に痛みが出た。
- ジャンプの瞬間、切り返しの瞬間に痛みが出た。
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症状の特徴
肉離れとは、筋肉の線維が部分的に切れてしまったケガです。
筋肉は細い線維が集まり1つの筋肉として動いています。
肉離れは特にハムストリングス(ももの裏側の筋肉)、ふくらはぎに起こりやすく、原因としては筋肉の柔軟性の低下、ウォーミングアップ不足、気温の低い日の急激な運動なとが挙げられます。
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あいのて整骨・鍼灸院での治療法
完治までは、軽症で1〜2週間、重症になると半年以上かかる場合もあります。
また、肉離れは再発しやすく完治していない状態で復帰しなければ同じケガを繰り返してしまうという結果になってしまいます。
また筋肉の柔軟性が必要だからといってやみくもにストレッチをしても意味がありません。
当院では、安静が必要な時期と積極的に動かしていく時期を見極めケガや治癒の状況に合わせたストレッチや運動療法をアドバイス致します。
また、姿勢や筋肉のバランスにより負担のかかりやすい部分か出てきます。
ケガをした部位のみならず体をトータルで考え、治癒・再発防止の為の適切なアドバイスを提供いたします。
捻挫
捻挫チェック
- 足首を捻ってしまった。
- 手首を捻ってしまった。
- 関節周りに熱がある。
- 時間が経つにつれて痛み・腫れが出る。
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症状の特徴
ヒトは、関節を曲げ伸ばしする事で体を動かしています。
関節は大まかには、骨と骨が連結した場所ととらえる事ができます(肩、肘、膝など)。
関節は関節包(かんせつほう)という柔らかい袋で包まれ、さらに靱帯(じんたい)で補強されています。
捻挫は、関節を捻ってしまった場合に関節自体を傷めてしまったり、関節周囲の関節包や靱帯を損傷してしまう状態です。
捻挫は体のあらゆる関節で起こりえますが、スポーツで一番おこりやすいのは足首の捻挫です。
特につま先が内側に向いた状態で捻ってしまう事が多く、これを内反捻挫(ないはんねんざ)と言います。
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あいのて整骨・鍼灸院での治療法
足首の捻挫は発生する頻度が高いぶん“大した事ないだろう”“放っておけば、そのうち良くなるだろう”と軽く見られがちです。
ただ、放置しておくと、関節を動かす範囲が狭くなってしまう可動域制限や関節が安定せず常にグラグラしてしまい、関節の不安定症などスポーツのみならず日常生活にも不便を生じてしまう場合があります。
そのため、しっかりとした治療とトレーニングが必要です。
捻挫の初期治療には超音波治療が有効です。
当院で使用している超音波機器は細い段階設定が可能なので多くの症例に対応する事ができます。
また、後遺症を残さないよう一人一人に合った治療を行っていきます。
野球肘
野球肘チェック
- 野球の投球や送球によって起こった痛み。
- 肘の内側が痛む。
- 肘の曲げ伸ばしが完全にできない。
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症状の特徴
野球肘とは、野球の投球や送球によって起こる肘のケガの総称です。
具体的には肘の靱帯損傷、筋肉の損傷、疲労骨折などが挙げられます。主に肘の内側を傷める事が多いです(外側に症状が出る場合もあります)。
中学生くらいまでは骨が完全に固まっておらず軟骨の部分が多いため、負担が掛かり過ぎると張力に負け軟骨が剥がれるつまり疲労骨折となる事が多いです。
成長し骨が出来上がってからは骨と骨をつなぐ靱帯を傷めてしまう事が多いです。
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あいのて整骨・鍼灸院での治療法
野球肘を防ぐ為には、まず肘に過度な負担を掛けない事が重要です。
過度な投球は行わない、休養を取る、ストレッチやウォーミングアップをしっかりと行うという事を意識して下さい。
また肘に負担を掛けない為には正しいフォームでプレーする事も大切になります。
フォームが乱れると一つの部位に負担が掛かってしまいケガの原因となります。
正しいフォームにはいくつかポイントがありますが、上半身の力だけで投げようとするのではなく、下半身や体幹そして上半身へとバランス良く体を使う事が大切です。
症状がひどくなってしまうと数ヶ月、数年という長期間に渡って競技から離れなければならない状況に陥る可能性もあります。
肘に痛みや違和感がある場合は、無理をせず即時にプレーを中止し医療機関を受診する事をお勧めします。
当院では野球経験が豊富なスタッフも在籍しており痛みを取るだけでなく、正しいフォームを作る為の体の使い方や再発予防といった観点からもフィードバックする事が可能です。
グローインペイン
グローインペインチェック
- キック動作等を繰り返して起きた痛み。
- ランニングや起き上がりの際に痛む。
- キック動作など腹部に力を入れたときに鼠径部やその周辺が痛む。
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症状の特徴
グローインペインは、主にキック動作等を繰り返した為に起こる股関節周囲のケガです。
ボールを蹴る動作が要求されるサッカー、ラグビー、アメリカンフットボールで発症しやすい傾向があります。
グローインペインというのは総称で、細かく診ると内転筋付着部の炎症、腸腰筋の炎症、股関節前面に付着している鼠径靱帯の炎症、骨盤を下部でつなぐ恥骨部の炎症(恥骨結合炎)などが挙げられます。
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あいのて整骨・鍼灸院での治療法
グローインペインは長い間、実態が解明されず原因不明の痛みとされ必要以上に安静を強いられる事もありました。
現在は安静にするだけではなく、原因に則した積極的な治療も必要とされています。
グローインペインには様々な要素が絡み合い発症している事が多く、本人のみで復帰まで進めていくのは非常に難しいと言えます。
まずは痛みを発症させている原因を突き詰め、そこに則した治療を行います。
それに平行し段階的な運動療法(筋の柔軟性向上、筋力向上、動作改善、フォーム改善など)を行っていく必要があります。
非常に複雑なケガと言えますので、思い当たる方はぜひ当院までご相談下さい。
ランナー膝
ランナー膝チェック
- ランニング後に痛みが発生し、休むと消える。
- 走ると痛いけど、歩くと痛みが出ない。
- 階段を登ると痛い。
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症状の特徴
ランナー膝とは膝蓋骨(しつがいこつ)とスネの骨をつなぐ膝蓋靱帯(しつがいじんたい)と言う靱帯が炎症を起こした状態です。
大腿四頭筋(だいたいしとうきん)と呼ばれる、ももの前にある大きな筋肉が膝蓋骨を経由して膝蓋靱帯となりスネに付着しています。
大腿四頭筋は主に膝を伸ばす時に働く筋肉です。
走る時に何度も膝を動かし、大腿四頭筋に膝蓋靱帯が引っ張られ繰り返しストレスが掛かる事により炎症が引き起こされます。
このケガでは上記のように大腿四頭筋の影響が非常に強いです。繰り返しの負荷により大腿四頭筋の柔軟性が低下した(硬くなってしまった)状態になると膝蓋靱帯がより上方へ引っ張られてケガのリスクが高まります。
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あいのて整骨・鍼灸院での治療法
大腿四頭筋の柔軟性を確保するためには、運動前のウォーミングアップや運動後のストレッチを行う事が重要です。
ランナー膝は“ランナー”と名のつくように陸上長距離選手に多いケガですが、スポーツにおいて走るという動作は共通して求められます。
そのため、どの競技でも発生しうると言えます。
ランナー膝の治療には超音波治療も有効です。
膝蓋骨の下の辺りに痛みを感じている方は、当院にご相談下さい。